似合うメガネの選び方にはコツがある！？(ニュース＆ブログ）｜吉祥寺(三鷹、荻窪)のメガネ(眼鏡,めがね)セレクトショップ GLASSTORY IKARA(グラストリーイカラ)

似合うメガネの選び方にはコツがある！？

こんにちは！
グラストリーイカラの佐々木です。

台風が去って、ようやくじめじめとした夏の気候から、秋らしい爽やか晴れ間が多くなりましたね。

さて、今日は”メガネ選びのコツ”についてお話ししようかと思います。

メガネを購入する際に一番の悩みは、フレームが自分の顔に合っているか否か？ですよね？
どんな形で何色が似合うのかわからない。

例えば、好きな俳優さんがかけている同じメガネが欲しいとか、理由が明確な場合は簡単なんですけど（かけるだけでテンションが上がるから。その感覚は大事です）、まっさらな状態でフレーム選びをすると迷いますよねぇ。

洋服を購入する際に皆さんは何に気を付けますか？
サイズ感ではないでしょうか？

最近は割とオーバーサイズに着こなすことがトレンドなので、Tシャツからコートまで1サイズ、２サイズ上を選ぶことも多くなりましたね。
サイズを大きくするということは見た目の印象はよりカジュアル感が強くなります。
逆にタイトなサイズ感はフォーマルなすっきりとした印象を与えます。
スーツを購入するときに2サイズもアップしたものを選ばないですよね？ジャストサイズに近いものを選ぶはずです。
それは、見た目の印象にカジュアル感を出さない為でもあります。

実はメガネにもサイズがあるのをご存知でしょうか？
洋服のようなS,M,Lといったわかりやすい表示ではないので、説明しますね。

下の画像を見てください。

これは、メガネのテンプル（耳にかける部分）の内側の表示です。
数字が書いてありますね。

50□21-140

これは、片眼レンズの横幅が50mm、ブリッジ部分が21mm、テンプルが140mmというメガネのサイズ感を表している数字です。
50mm+21mm=71mm
レンズサイズとブリッジサイズを足した数字が、そのメガネのフレームPDと呼ばれる数字になります。

ブリッジの長さによっても変わりますが、レンズのサイズを見ると大体のメガネの大きさが把握できます。

それでは、自分がどのくらいの大きさのレンズサイズにすれば丁度いいのか。

メガネをかけるときの印象はお顔の大きさに対してのメガネの大きさ、黒目に対してのレンズの大きさが重要になります。
ここでは、フレームの形やカラーは一旦置いておきましょう。

右目と左目の黒目の距離感を瞳孔間距離と言います。
メガネの処方や眼科の処方箋にPD（Pupillary Distance）と記載されている箇所があると思いますが、この数字がご自身の瞳孔間距離です。

このPDとフレームPDの数字が同じであれば、最もレンズは薄く仕上がり、正面から見たときに、黒目はレンズのど真ん中にくることになります。

要するに！
メガネをかけたときに黒目を真ん中付近にする為には自分のPDとメガネのフレームPDを同じ数値、もしくは近い数値にすることです。

スタッフにサイズの違うメガネをかけ比べてもらい違いを確認してみましょう。

彼のPDは60mmです。

かけている眼鏡
ジョンレノン　JL-1081-4-42　42□21-150

フレームPDは63です。
正面から見た印象は黒目の位置はだいたい真ん中付近にありますよね。
自然な印象ですし、レンズの厚さは薄く仕上がます。

掛けている眼鏡
スピビー　SP-1199-BL　55□15-135　

フレームPDは70です。
正面から見た印象はジョンレノンに比べると、黒目が内側に寄って見えますね。それによって大きいメガネをかけている印象になります。
ジョンレノンと同じ度数で作ると、断然こちらのフレームのほうがレンズの外側の厚みが目立つことになります。

このように、メガネの大きさだけでも、見た目の印象はかなり変わってきます。
もし自分のPDがわからないという場合には、かけている眼鏡を調べればすぐにわかりますし、メガネをお持ちでない方も、検査時にわかります。

瞳孔間距離を知るだけで、メガネ選びはぐっと楽になるはずです。
もちろん、お顔に対して大きいメガネをあえてかけることによって、メガネの印象を強く持たせることだってあります。
宮川大輔さんがそうですよね。

自分をどのように見せたいか？が重要なわけですが、
どう見せたいかなんてわからない…という方には、まずメガネのサイズを意識していただくと、似合うメガネへの近道になりますよ！