コンプレックス、直す？活かす？(ニュース＆ブログ）｜吉祥寺(三鷹、荻窪)のメガネ(眼鏡,めがね)セレクトショップ GLASSTORY IKARA(グラストリーイカラ)

コンプレックス、直す？活かす？

初めて買ったCDシングルは布袋寅泰のスリル、長瀬です。

BOØWYとか布袋とか氷室とか吉川の話をし始めるとちょっと止まらないので、今日は別のコンプレックスの話をしていきます。

眼鏡屋をやっていますと色んなコンプレックスのお話になることも多いです。瞳が小さいとか、瞳が離れてて近すぎて。顔の大きさ、顔の長さ、頭の大きさ、耳の大きさ、鼻の大きさ、顔の輪郭などなど。

我々平たい顔族は西洋人と違うので挙げればキリがありません。

安心してください。

眼鏡の目的は三つ。
1つ、視力補正。
2つ、両眼バランス補正。

3つ、魅力補正です。

顔のパーツバランスを整えてくれる。
ソレもメガネです。

今回のお客様もそんなコンプレックスを抱えていらっしゃるとの事でした。まずはT様のお写真から見ていこうと思います。

こんな感じ。
コンプレックスを感じさせない普通の顔立ちですよね。
今回選んだのはPADMAIMAGEの大人気商品

UE-SHITA-2-49　42,900円
テンプルがチタンになった2ndモデルです。レンズサイズも1stモデルと違い51→49mmにサイズダウン、小顔の方や今回のT様の様に細面の方でも掛けやすくなってます。

このフレームだけでもメガネのインパクトが強すぎてお顔のパーツバランスをミスディレクションさせます。

【ミスディレクション（英語: Misdirection）】とは、注意を意図していない別の所に向かせる現象やテクニックのこと。
主にマジックで用いられ、観客の注意を別の場所にそらす手法として知られる。右手に注目している間に左手で何か種になる動作を行う、などとして使用される。
(Wikipediaより引用)

じゃあ今度は正面から。
新しいメガネが嬉しくてたまらなさそうな顔です。

これでもたぶん、T様が気にしているコンプレックスな部分分からないと思います。

T様に許可を戴いたので書きますが瞳の高さが左右で違うのを機にしておいででした。左目に比べ右目が少し下にあり気にしているとの事でした。特にT様の場合瞳も眉もパーツがハッキリしているので余計目立っちゃうんですね。

普通だと眉、瞳、耳の高さはリンクするのでパーツのズレって気にならないことが多いんですがT様は目と眉の位置がリンクしていないこともありそこもポイントでした。

ズレが起きる原因、それは何かしら「比較対象」があるからです。T様の場合それが眉によるものだと長瀬は考えました。

1.UE-SHITAの特性を生かし、フレームを上げ目にかける事によって右眉を隠す。比較基準が無くなり目の高さを曖昧にさせる。

2.右下目尻部分、左目上部分をぼやかす(フレームをなくす)ことによりフレームと瞳の距離が曖昧になる。

というダブルの効果を狙いました。いかがでしょうか。

何よりはT様が仰った「メガネ好きなんで結構持ってるんですけど」という一言に尽きます。流石の長瀬も初めてのメガネにUE-SHITAは出しません。セカンド以降でのご提案が基本です。そしていざ「奇抜過ぎるかもしれませんが･･･」と長瀬がUE-SHITAを持って行ったときに「面白いですね！」と仰ったT様。「ちょっとこれは･･･」とか「変なの出てきた！」とかじゃなく「面白い」と言えるセンス。買うしかないじゃない。

ということでPADMAIMAGEデザイナーの蓮井さんのハートと、長瀬のロジック、T様のパッションが作り上げた作品となりました。

Tさま、本当に気に入って頂けたようで何よりです！レンズも疲れにくさ優先で作りましたので、勇気をもって職場でかけてみて下さい！オンリーワン間違いなしです！メンテナンスもいつでも行いますので、お気軽にお立ち寄りくださいね！

面長の方には丸メガネ、眉が薄い人にはサーモント、顔のたるみにはフォックスなどなど。メガネで出来る魅力補正はたくさんあります。輪郭でメガネを選ぶ時代は終わりです。輪郭と顔のパーツ、髪型とボリューム、肩幅や首の長さ、家族の中で、職場でのキャラクターづけや立ち位置立場。同じ顔でも性別、環境でかけるメガネは変わります。

ハリセンボンの近藤春菜さんと角野卓三さん、マイケルムーア監督、みんな違うメガネですよね。そういうことです。

「これしかない！」オンリーワンのメガネ、体験してみましょう。
長瀬でした！