今度ウチに迎えるのは旬のMATSUDAのはずが(ニュース＆ブログ）｜吉祥寺(三鷹、荻窪)のメガネ(眼鏡,めがね)セレクトショップ GLASSTORY IKARA(グラストリーイカラ)

今度ウチに迎えるのは旬のMATSUDAのはずが

先に言っておくと、今回はMATSUDAのフレーム買いに来たお客様に別のものを売りつけたというホスピタリティ皆無な、まったくもってけしからんお店の話です。

こんにちは、長瀬です。

現在グラストリーイカラ10thAnniversaryの前夜祭。第一弾企画でありますSolidBlueとMATSUDAのアーカイブフェアを開催中です。

ア－カイブ、中々馴染みのない単語ですね。古い記録を長期的にわたって保管しておく書庫や公文書館というのが元々の意味なようで。お店としては「お蔵出し」に近いんでしょうか。限定品や1点モノを中心に並べております。

おじさん、という単語もアーカイブという単語に置き換えたい長瀬です。知識と経験と脂肪のアーカイブ。

今回のアーカイブフェアを知りご来店いただきましたKさま。当然のようにMATSUDAのアーカイブ品を試着していきます。大体の購入したいフレームが決まってきたころ、長瀬が余計なことをします。

「これ、ちょっと試してみません？MATSUDAじゃないんですけど」

MATSUDAを試着していた中にM3079という限定品がありました。最近流行りの「ナード」なメガネ。横に長い長方形の、最近復活の兆しが見えているような、ここ10年くらい「流行りではなかった」形のもの。

ナードという言葉も不安定な言葉でして。アメリカでよく使われる意味合いとしては「陰キャ」「オタク」に近いようですが、転じて「ステレオタイプ」という意味になってきているようです。

今でこそ丸いボストン系のメガネが主流ですが、20年前に戻ったような、長瀬がまだ20代でピチピチしていた頃のようなデザインのもの。それがMATSUDAのM3079でした。このフレームです。

コレがめっちゃ似合ってたんですよ。杉本圭のメタルのラウンド型をかけていたK様。それはそれで非の打ちようのない似合いっぷりだったんですが。眉もハッキリ、目元は切れ長。ああこりゃスクエア似合う顔だわ。

ここからKさまは長瀬のスクエア責めに。

そして見つけた最強のナード。40～50年位さかのぼる様な、イカラにあったメガネで最もナードなメガネ。コレが似合う人をずっと待ってた。皆さんご覧ください。今年一番のベストナード(長瀬調べ)。

商品はこちらも廃版品の一点モノ。
ドイツ製ルノアのA-306-AC。

ツーブリッジ！
イチヤマ！
スクエア！
レンズ小さい！

個性しかない！

でもコレが似合うんだ、Kさま。
メガネ選びの時にもお召しだったんですが、マオカラーのシャツとベストマッチ。最高。

横並びになるとなんと長瀬の落ち着きのないことか。

お写真見ていただければ分かるように、長瀬の押し付けたフレームでも喜んで頂けたようでした。
Kさま、一点モノということは長く気持ちよく使う為にも、定期的なメンテナンスは必須です！吉祥寺にお越しの際はいつでもお立ち寄りくださいね！ありがとうございました！

さてさて来月のお話をしますと。
3ヶ月連続で行うイベント、今月は「過去」ということでアーカイブフェアを行いました。来月は「現在」をテーマに昨年から取り扱いが始まったばかり、今一番売り出し中の福井のメガネ「MASUNAGA(増永眼鏡)」のフェアを開催します。

天皇への献上実績もある福井最古のメガネブランド。昨年は映画「おしょりん」でも取り上げられたブランドです。福井最高のかけ心地と、福井にしかできない品質とデザイン。たっぷりご堪能下さい。

アーカイブフェアも残り3日！レアもの求めて吉祥寺へレッツゴー！転売は勘弁してくれよな！

アーカイブ長瀬でした！