強面でモテモテ？　～サングラスの正しい掛け方～(ニュース＆ブログ）｜吉祥寺(三鷹、荻窪)のメガネ(眼鏡,めがね)セレクトショップ GLASSTORY IKARA(グラストリーイカラ)

強面でモテモテ？　～サングラスの正しい掛け方～

こんにちわ！
長瀬です！

暑いですねぇ。
梅雨前に夏が先回りという感じの暑さですね。
長瀬家の猫もいい具合にトロけております。(親バカ)

日本独特のこの湿度の高い暑さ、に加えてマスクです。
気温と湿度が相まって、春は収まっていたくもり止めバブルも復活です。

くもり止めと共に人気なのはもうすぐ夏本番ということでサングラスですね。

お客様の声に耳を傾けますと。
「ヤベェ！こっわ！」とか。
「ヤカラ感半端ねぇ！」とか。
「怪しすぎる！」とか。

まぁ、マスクにサングラスですからちょっと強盗犯みたいな雰囲気も出てしまいます。

今日はメガネとサングラスでのかけ方の違いをお伝えしていきましょう。

そもそも論を言いますと。
日本では、アジアでは、そこまでサングラスって浸透してないんですよね。
四季があって、雨がちゃんと降って、紫外線そこまで強くない。
あまり必要性がない。

海産物ちゃんと食べてるので、体内のメラニン色素が多い。
なので体がそもそも紫外線に強い。

に加えて儒教の教えが根強く残った日本文化。
目上の人や初対面の人に目を隠して対面することは不敬である、という考えが強い。

生まれつきメラニン色素が少ない方や黒目が小さい方。
手術後羞明(しゅうめい)が強い方。
屋外スポーツをガッツリやる方、運転の多い方。

そんな方々以外にはサングラスって不要なんですよね。

まず諸外国のサングラスの有名人達を見てみましょう。

マスクが無いので比較は難しいですが外から瞳が見えてない人、見えてる人。
どちらにも怖さは感じないですよね。
上の四人はサングラス込みの顔がアイコンとして認知されているのもありますが。
(ちなみに、左からｽﾃｨｰﾋﾞｰﾜﾝﾀﾞｰ、ｼﾞｪｲｸ&ｴﾙｳｯﾄﾞ‹ﾌﾞﾙｰｽﾌﾞﾗｻﾞｰｽﾞ›、ﾚｲﾁｬｰﾙｽﾞ)

またハリウッドセレブの面々は瞳が見えている色の薄めのサングラスをかけこなしている感じ。
お顔もまた商売道具ですから、公の場では隠さないのかな？

外から見たときに中の瞳が見えない。
日本人にとっては「心が読めない」と同じ意味だと思います。
目は口程に物を言う、というように目を隠すコトは心にバリアを張っている。
とも取れてしまう訳です。

ともあれ外国人の方々のサングラスは何故カッコいいのでしょうか。
骨格がそもそも違うじゃん、とよく言われますがその通り。
アジア人との一番の違いは「鼻の高さ」。

鼻の高さとサングラスには大きな因果関係があります。

眼鏡の場合、フレームが眉に当たった状態ではキリっとするんですが･･･
フレームのど真ん中に瞳が配置され、瞳の強さが強調、結果キツイ印象を与えます。
佐々木の顔で見てみると･･･

眉に当てない：優しい、落ち着く印象　反対に顔がボヤケる
　眉に当てる：キリっとクールな印象　反対に目が怖くなる

と！こ！ろ！が！
サングラスになると話は別！
レンズに色が入ると瞳の位置が曖昧になります。
ということはサングラスの持ち味である「カッコいい」を出すために眉に当てた方がいい！
佐々木さん出番です！

鼻の高い白色人種、鼻の大きい黒色人種、ほとんどの方はサングラスが上に行ってしまいます。
自動的に眉は隠れ、キリっとした印象が強くなります。
さっきの上の七人見てみましょう。
必ず眉毛にあたるような形でかけています。

ではここで日本人の方々を見てみましょうか

サングラスの有名人をババっと並べてみました！
上段のお二人、蝶野さん、ATSUSHIさんの三段活用を見ると。
右に行くほど強面感が薄れていきます。
目や眉がはっきり見えるようになるとキリっと感よりこなれたおしゃれ感が出てきますよね。

吉田鋼太郎さんはさすがです。
メガネの時は優しい感じに眉毛を見せて。
サングラスは昔ながらのツーブリッジでキリっと見せてます。

日本のブルースブラザーズ、タカとユージ。
サングラスの代名詞、鈴木雅之。
キマってますね。

鈴木雅之さんはレンズ反射が大きいミラーレンズを入れて完全に目が見えないようにしています。
右端の蝶野さんもミラーが入っているので、伊達メガネではなく、サングラス感がちゃんとあります。

さてサングラスで眉を隠すとかっこいいのはわかりました。
しかしそれ以外にもかっこよくなるヒミツがあるんです。

レンズとレンズをつなぐブリッジパーツが上に行くと。
鼻筋が伸びて見える！顔が西洋人化する！
先ほどの佐々木をもう一度。

ムカツくほどのイケメンが、よりかっこよく！(ただの嫉妬)

おさらいです。
サングラスをかける時は
①眉を隠すようなフィッティング！
②レンズにツヤ感を入れて目をほんのりでも隠す！
③上目にかけて顔の輪郭すっきり！

これで皆さんもサングラス上級者です。

これをうまく使ったのがこの人。

これはずるい。
強面要素山盛りのファッションなのに。
サングラスを優しい印象になるようにかける。
ただこれだけでピコ太郎さんが一気に可愛くなる。
これはずるい。

先ほどの①～③の条件を満たせばキリっとかっこよく！
逆に①～③の条件を満たさなければ、サングラスでも優しい印象に！

逆パターンも念のため書いておくと
一、眉を見せるようにかける！
二、人から目が見えるようにレンズは薄く！
三、メタルフレームでフレームの印象も薄く！

眼鏡も！
サングラスも！

吉祥寺グラストリーイカラでご相談ください！
長瀬でした！