みんなー!
ナガセダヨー!何人付いてくるんでしょうか。
前回老眼の原因という話をしました。
老眼 ①その原因 https://www.g-ikara.jp/blog/index.html?id=1354
今回は「老眼の自覚」が出たらどうやって対応していくのか、その予習みたいなお話をしていこうと思います。
ちなみに対策しないとどうなるんでしょうか。
もちろん、見えないストレスや眼精疲労がたまります。眼の調節力をガンガン使うので余計に眼は痛んでいきます。そうすると、視力が変わりやすくなります。人間は6歳くらいで眼球のほとんどの機能が完成します。そしてそこから生きている間ずっとずっと、視力低下という坂道を下り続けます。そして受験勉強やゲーム、スマホ、Youtube、PC、読書、色んなものを駆使して視力低下の坂道を更にスピードアップしながら下ります。そこにブレーキを掛けるもの。
それがメガネです。
眼の体操で対策!とか40歳以上の老眼世代には「無駄」とまでは言いませんが効果は出にくいです。だって考えてもみて下さい。今の自分に、スポンサーがガッツリついてシュワちゃんやロック様のような体に仕上げ、ボディビル大会に出て下さい、と言われても無理なんです。新陳代謝も回復力も落ちている状態で無理に運動させても、筋を痛めたり、疲れがたまったり。逆効果になることも多いのです。眼科に定期的に行く方がいらっしゃるならその眼科で「目の体操してください」と言われた方がどれくらいいるでしょうか。たぶんほぼいません。眼の体操するなら、全身の体操やってください。良く寝て下さい。規則正しい生活で過ごしてください。その方がなんぼか眼には良いです。
坂道系の話に戻りますが、視力低下坂46(歳くらい)に最も効果的な老眼対策は先ほども申し上げた通り、眼鏡です。老眼鏡です。ところが誰でも老眼鏡を掛ければ解決するかというとそうではありません。例えば最近(でもなくなりましたが)出てきたHAZUKIルーペ。アレも言い方を変えただけで2.50という老眼鏡と大きく差がないものです。アレを満足に使えた方、とても便利という方、あまり聞きません。HAZUKIルーペを満足に使うためにも、実は条件があります。
メガネの目的は視力を出す。「だけ」ではありません。もう一つの重要項目「右目、左目の左右バランスを綺麗にする」というもの。コレが裸眼でもメガネでも、きっちりバランスが取れていないと、老眼対策の効果が薄れてしまいます。この両方の眼が満足いく状態で働いていないと、HAZUKIルーペの「クッキリバッチリ」な見え方を体験できません。
例えば
右目が-2.00
左目が-4.00 という度数の人がいます。
単純計算で言うと。
右眼は50cm先まで見える。デスクトップパソコンくらい。
左目は25cm先まで見える。スマホくらい。
メガネを外した、裸眼の状態であればPCもスマホもイケる便利な状態の視力に思えますが、スマホを見るときは左目を、PCの時は右目を、見やすい目でモノを見がちになります。
眼球、耳、腎臓など、2つずつある器官は左右各々が70%くらいの力で働いて、手を取り合って120%の能力が出せるようにできています。顔が左右完全正対称な人がいないように、眼球が左右全く同じ人なんかいません。なのでパワーバランスが崩れた状態で過ごしてしまうと、片方の力だけで100%頑張らなければならない状況が生まれます。眼が不協和音を奏でます。そうなると眼で言えば片方の視力だけが落ちて、メガネやコンタクトを早めに作り替える必要がでてきます。アトノマツリです。
なのでもっとも重要なのは、老眼どうこう言う前に左右バランスちゃんと取れている状況が一番重要になってきます。
よくある処方例として、老眼鏡を作りに来たのに、結局作ったのは普段からかけていられる、遠くが良く見えるメガネ。ということが良くあります。老眼に困ってメガネ屋の門を叩く。という人のほとんどは、それまでいっぱい我慢してきて「自分は老眼じゃないはずだ」と言い聞かせ、ようやっと専門家にお願いする。そんなパターン、非常に多いです。特に今まで視力が良かった方ほど、我慢する。変に「目が良い」というプライドが邪魔をしてしまう。現在裸眼視力1.5overの長瀬も別に裸眼で見えないこともないことはないので、メガネ屋で働いていなければ、42歳を迎える今でも老眼に抗っていたと思う。そんな我慢をしてきた眼は、上記の通り、長期間の無理がたたり、疲労困憊で左右バランスが崩れ、乱視も出て。ということで「レンズを通して物を見る」訓練から始めなければならないケース。補助輪付きの自転車のような、メガネをかけるための前準備のメガネが必要なケースに繋がります。「お客さん、あと3年前に会いたかった」ということもしばしば。もちろん、普段からメガネをかけている方はこの準備は要りません。
そうして、その準備を経て、ようやく老眼対策のメガネが作れます。
ざっくり種類を上げると。
・遠近両用
・中近両用
・近々両用
・老眼鏡
・アシストレンズ
と、五種類のレンズをその方の視力、目的に合わせてご提案していきます。
ということで次回は上記五種類のレンズの紹介とメリット、デメリット、こういう時にお勧めですよといった、目的、シーン別のお話をしていきたいと思います。
老眼鏡作る最大のメリットは孫にバカウケすることだと個人的には思っています。そう考えるとHAZUKI、悪くないな。
長瀬でした!
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[ 老眼対策 ] 2023-02-05
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