眼鏡では見えないもの。楽しいゲームつき！(ニュース＆ブログ）｜吉祥寺(三鷹、荻窪)のメガネ(眼鏡,めがね)セレクトショップ GLASSTORY IKARA(グラストリーイカラ)

眼鏡では見えないもの。楽しいゲームつき！

こんにちわ！
スタッフ長瀬です！

今日もお客様にペリエ見ました！
と言われ恥ずかしいやら。
ペリエって何？という方は6/22の自己紹介ブログをご覧ください。(宣伝)

ペリエ　　 http://g-ikara.jp/blog/index.html?id=933

さて今回はすごくまじめなお話です。
このブログ読んでる方は99％眼鏡ユーザーだと思うんですが。
その眼鏡は見たいものが「見える」ようになりますよね？

近視の人は視界が開け、遠くがはっきり見え。
遠視や老眼の人は手元が見やすくなったり、疲れが取れたり。
乱視の人はピントがしっかり合う感覚が。

また斜視の人は視線を補正してあげたり。
サングラスでまぶしさを無くし見やすくする。

眼鏡ではないですが、望遠鏡、顕微鏡、赤外線スコープ。
ピント自動調節眼鏡や網膜照射技術による視力回復など。

もう眼鏡で、レンズで、技術で何でも見える世の中になってきました。

じゃあ何やっても、どうやっても、見えないものって何だろう？

僕にとって見えないものが「色彩」です。
自己紹介でも書きましたが、僕は生まれつき色覚異常です。
最近では差別などの配慮から色覚特性、色覚多様性とも言われています。
少し前までは色弱、色盲と言われてたものです。

日本では20人に1人がこの異常を持っているとされています。
家族や友達にいる可能性はそこそこ高いです。
もしかするとすでに家族知人から話を聞いたことのある方もいると思います。

眼科や眼鏡屋で勤務することで、多くの色覚異常の方とお話しする機会はあります。
しかし、色覚異常についてきちんと把握している方に出会ったことはありません。

なので体験談も踏まえつつ色覚異常について長めの記事を書いてみようと思います。

・色覚異常のメカニズム
・色覚異常と眼科
・色覚異常補正レンズ、色覚異常体験
・色覚異常あるある
・色覚異常の方への配慮　などなど。

冒頭だけでこのボリュームなので、何回かに分けて色々書いてみようと思います。
「眼鏡専門店のブログ」を使って自分の考え、想いを吐露していこうかなと。
職権乱用です。(今更)

さてさて最近では自分が色覚異常かどうか知らない人も多いです。
昭和生まれの方は皆さん学校でやったことあると思います。

こんな感じなの、保健室で一斉にやりましたよね。
以前は義務だったんですが、差別につながりかねないという配慮から平成の世では義務でなくなりました。
3～4年前から職業選択において困難になる場合がある、ということで再度色覚チェックが施行され始めています。
(計器の色の判断ができないためパイロットや鉄道運転手になれない、など)

なので今日はまず自分の色覚をチェックできるゲームを用意しました！

マンセルヒュー100テストというもの。
↓

http://www.colormunki.com/game/huetest_kiosk

デザイナー向けのめっちゃ難しいやつです。
これ、色彩感覚、センスがどれだけ正確かを測るものなので厳密には色覚チェックではないです。
ただ色覚異常傾向は結構正確にできるので皆さんぜひやってみてください。

こんな感じで4列のバラバラに並べられた色をきれいなグラデーションに並び替えてください。
モニターの明るさなども結構影響が出るのでモニターの輝度はＭＡＸ推奨です。

間違いやズレがあると加点されていきます。
なのでキレイにグラデーションを作れれば0点、パーフェクト！
点数が多いほど色彩感覚が鈍いのかも？というものです。

これは長瀬が本気出してやった最終段階。

これで下の「Score Test」を押すと。

点数が出ます。
棒グラフが伸びてるところが間違ってたよということです。
僕は3列目がボロボロです。

この191点、実は最高記録で。
何度やっても200点以上だったのですが今回奇跡が起きました。

50点くらいまでは普通みたいなんですが、100点超えると色覚異常傾向があるかもしれません。

先ほども書いた通りこれが色覚異常の結果ではありませんので楽しみながらやってみてください

次回は色覚異常のメカニズムなどについてお話していきたいと思います。
長瀬でした！